さが山の学校
高度成長期までは、地域において異年齢の子供達や大人たちと生活を共にする過程で、様々な自然体験や社会体験を日常的に積み重ねて成長する機会に恵まれていたが、技術革新による電子メディアの普及、人々のライフスタイルや価値観の多様化、地域との繋がりの希薄化といった社会変化を背景に、かつてあった体験の場や「本物」に触れる機会が減少している。
また、日本の「世界に稀な多様な生態系の存在」を守っているのは中山間地域であり、それによって下流域に位置する田園地域や都市地域や生活者は、大きな恩恵を受けているのだが、現在の中山間地域は、集落機能維持低下による、女性や若者の定着が困難を極めている。しかし山林と平坦部をつなぐというゲートキーパー的な場所に位置し、自然の循環機能・ネットワークを活動するための拠点という役割がある。
我々は、清浄な環境を有する中山間地域での、自然体験活動を通して参加した子どもたちが山や自然のことを学び考えることで、「生きる力」を身につけることや、活動に参加したものすべてが、その拠点となる中山間地域は衰退させてはいけない場所であるという認識の中で、コミュニティの活性化を図り、そこから醸成される地域を大事にする心が、中山間地域の振興に結びつくことを目的とする。 代表 大坪一樹
新着情報
意味ある活動
忘れない体験
さが山農園
江北町上小田3097
中山間地域の
自然や生き物を観察しよう。
笑顔満開!!楽しみ!!
カヌー!!キャンプ!!
清浄な環境の中で
農園での土いじり。
中山間の3つの間『空間・時間・仲間』を完結し「生きる力を」
さが山の学校講師
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中山間地域振興映画『土のひと 風のひと』2023制作
監督/山本卓 演出/貞島靖彦 脚本/大坪一樹
一緒に活動しましょう
新しい組織・目的の構築→農村RMO(地域運営組織)
中山間地域では、人口減少や高齢化が急速に進行しており、特に山間部で総戸数9戸以下の小規模集落が約2割を占めるなど、単独では、農用地等の維持・管理と農業生産活動の継続が困難になる集落が増加している状況にあります。
こうした状況を放置すると、集落単体では、農用地の保全や農業生産だけでなく、集落機能の維持も難しくなる状況にあることから、広域的な範囲で支え合う組織づくりが進むよう、総合的な対策を早急に講じていくことが必要です。
このため、小学校区程度の範囲における複数集落を対象とし、(ア)農用地の保全や(イ)地域資源管理、(ウ)生活扶助の3つを手がける組織として、農村RMOの形成を支援していくこととしています。
さが山の学校代表 大坪一樹